こんにちは!忍です。
久しぶりの更新になってすみません。色々忙しかったというのはありつつ半分サボってもいました(カス?)。
本当は2022年11月分の続きから再開しようかなとも思ったのですが、これから更新方法を変えていくかもしれないというのも考慮して1月までのまとめにしようと思います。
- Spiral Life「STEP TO FAR」
- SIAM SHADE「1/3の純情な感情」
- B'z「愛のバクダン」
- GRAPEVINE「君を待つ間」
- レミオロメン「粉雪」
- 大沢誉志幸「そして僕は途方に暮れる」
Spiral Life「STEP TO FAR」
作詞:FREAKS OF GO GO SPECTATORS 作曲:FREAKS OF GO GO SPECTATORS 編曲:Spiral Life
90年代中期に活動した音楽ユニット・Spiral Lifeの1995年の一曲。
少し調べたらまさかのCHEMISTRYがカバーしていてビックリしました。
アコースティックギターとストリングスの緻密な絡み合いに乗る車谷浩司さんの歌声がとても儚い。
心にたてる虹が欲しい
時を渡れる翼が欲しい
君に語れる言葉が欲しい
僕は小さな波になって
君を全部抱きしめる
そして大きな
ゆらぎにゆられ
目を閉じる
目を閉じる
目を閉じる
目を閉じる
という詞が本当に大好きで、何度も聴き返しました。
聴いても読んでも美しい風景が浮かんでくる曲ってあまり見つけた事がないので初めて出会った時は感激しましたね。
SIAM SHADE「1/3の純情な感情」
作詞:HIDEKI 作曲:DAITA 編曲:明石昌夫・SIAM SHADE
皆大好きSIAM SHADEによる永遠の名曲。
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』のED曲としても有名ですが私はあまり印象がないです(「そばかす」と「1/2」が強すぎ…)。
シングルのジャケ写の栄喜さんがあまりにもカッコ良すぎ。ケンカ強そう(褒め方のバリエーションなさすぎないか?)
SIAM SHADEはあまり聴いていないのですが「せつなさよりも遠くへ」も大好きです。
この曲に関しては余分な音が入ってない、つまり透き通った音像が一曲通して続くという印象があって、何回リピートしてもくどくならないのが凄いなと思います。実際聴く時は何十回もリピートしたりしてました。
歌詞に関しては「凍てつく夜の寒さも Good こらえられる」が神がかってますよね。「オヤジギャグ」って言われたらそれはそうなのかもしれないんですけどこのシンプルな言葉遊びが最高に良い。
どうでもいい話になりますが、2021年の大晦日にYoutubeで見つけた、黒背景に白文字でデカデカと「3/1の純情な感情」とタイポしてた違法アップロード動画が本当に好きでした。
「壊れるほど愛しても3/1も伝わらない」はもう伝わってるだろ。
B'z「愛のバクダン」
皆大好きB'zの大名曲です。愛のバクダンもっと落っことしてクレメンス(どうした?)。
アコギをジャカジャカ鳴らして始まるイントロのパワーがスゴい。100人に聴かせたら99人は続きも聴いてしまう、そんなイントロ。
ここ数ヶ月間はTwitterに居たので(ずっと居る)そこでは散々言ったような気もするのですが、歌い出しの
今日も一日 不完全な世界
きみが泣かなくても 誰か泣く
という歌詞が本当に素晴らしい。一行目の曖昧な感じを二行目で完全に説明しきっちゃっている凄さ。稲葉浩志さんの生来の優しさがにじみ出ているパンチラインだなと感じます。
サウンドは説明不要かなと思います。松本孝弘さんがでかい音でギターを鳴らしていて、それが最高。それ以外に思いつかないし、それで良いと思います。
GRAPEVINE「君を待つ間」
作詞:田中和将 作曲:亀井亨
ロックバンド・GRAPEVINEの1st Full Album『退屈の花』の2曲目。
未だに私が『退屈の花』と『Lifetime』しか聴けていないのはこれら2枚のアルバムが良すぎるからなのですが、やっぱりこの曲は抜群に良いです。完成度が高すぎる。
更に驚きなのはドラムスの亀井亨さんが初めて作曲したのがこの曲という事実。恐ろしい。
重厚なベースで入るイントロが本当に大好き。ART-SCHOOL「ニーナの為に」も同じ理由で好きな曲です。
サウンドは全体的に明るい雰囲気を漂わせながらも、歌詞では
やわらかな光に騙されながら行こうじゃない
泣きそうな顔もきっとバレてしまうのに君を待ってた
というふうに哀愁を感じさせる恋愛ソングというギャップが良い。
「本当はもっとこんなふうに話してみたりしたいんだよ」というラインも超好きですね。
途中の「細部の愛撫も怠らぬ様に」という韻踏みながらエロティックに表現していく感じ、この時から「めぐりあう度に溺れて」たのかな…と思っていたらその後でしっかり「禁断の味わいに溺れた」と歌っていて笑顔になりました。(カスのコメント)
レミオロメン「粉雪」
作詞:藤巻亮太 作曲:藤巻亮太 編曲:小林武史・レミオロメン
言わずもがな、大名曲。
1月辺りにシューゲイザーがうんぬんかんぬん…とTwitterで話題になっていた時に聴きました。「テレビやラジオで聴いたことがある、国民的ヒットソングを改めてちゃんと自分の耳で聴く」というのがここ数年の音楽を聴く上での指針のひとつだった事もあって自然と手が伸びました。
小林武史プロデュースではあるものの、他のプロデュース曲と比べてあまりコバタケ感を感じないんですよね。ラスサビ前の静かな所とか、ストリングスの主張はかなりあるんですが。
やっぱりイントロのギターが良いですよね。自分の中の雪景色が想起されます。その後のAメロあたりまでの雰囲気は凄くシューゲイザー感あるなと思います。
歌詞も凄まじくて、これが売れなかったら本当におかしい世の中なので売れてよかった。
些細な言い合いもなくて同じ時間を生きてなどいけない
素直になれないなら 喜びも悲しみも虚しいだけ
という歌詞、子供の頃は合間に挟まる「ララライ♪ララライ♪」だけしか頭に入ってこなかったので今じっくり読んでみるとかなり「効く」。あまりにも刺さりすぎて1リットルでは足りないぐらいの涙が流れそうになる。
大沢誉志幸「そして僕は途方に暮れる」
THE LEGENDな歌手・大沢誉志幸さんの1984年の曲です。本当に素晴らしい。2023年1月に同タイトルの映画が出ましたがそちらにも(バージョンは多分違うと思いますが)この曲が起用されています。
裏で流れるドリーミィかつホーリーなパッドがとてもきれい。心が浄化される。シンセとドラムと時折ギター、ピアノというシンプルなサウンド構成だからこその音の配置という感じがします。
そしてそんなシンプルな構成のサウンドだからこそ、メロディーがよりいっそう光る。数十年経ってこんなに素晴らしいんだから、この数十年後もきっと愛される。そういう曲だと思います。
ひとつのこらず君を
悲しませないものを
君の世界のすべてに すればいい
そして僕は 途方に暮れる
切なすぎて辛くなる。この曲にハマった時は、Twitterで元ネタも知らずに「←そして僕は途方に暮れる」とかちょけてた自分をビール瓶でぶん殴りたくなりました。
君の選んだことだから
きっと 大丈夫さ
君が心に決めたことだから
ここもあまりにも切ない。別れって凄く辛いことだなと最近強く感じているという事もありこの自分に言い聞かせている感じが沁みて仕方ない。
これからもずっと大好きな曲です。
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今回はかなり有名曲で固まったなという感じですね。
何十回も聴いたりツイートしたりした曲ばかりなので文はすらすら書けて良かったです。
次回以降の更新は結構悩んでます。単曲でコンスタントに日々紹介できたらそれが一番良いのですが…それならTwitterでも事足りるなという感じがするので。
ただここから更新は再開するつもりなので、ぜひ面白いと思った方は読んでいただければと思います。来月は初の曲紹介以外のトピックも書こうと思ってます。
あとプレイリスト更新してます。
これはこれなのですが、別のプレイリストも作りました。
『2023旧譜マイベストソング』という名前です。
こちらは上位にあればあるほど私に刺さった曲という感じで一応序列がついています。
良いと思った曲を随時追加するので物好きな方がいたら是非こちらを捕捉してみてください。年末辺りに各曲にコメントする記事も書きたいですね。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。ここからは更新ペース落とさずがんばっていきますので次回もよろしくお願いします!