LIFE IS ARABESQUE

インターネット上でまだ話されていないこと

最近聴いている曲 2022年10月編(3)

こんにちは!忍です。

前回の(2)まではサブスクで聴ける曲中心に紹介してきましたが、今回はサブスク未配信の曲を4曲紹介します。

 

 

rumania montevideo「Still for your love」

作詞:三好真美 作曲:三好誠 編曲:古井弘人三好誠

収録:『Still for your love』(1999/4/14)、『rumaniamania』(1999/6/16)、『THE BEST OF DETECTIVE CONAN 〜名探偵コナン テーマ曲集〜』(2000/11/29)

Still for Your Love

Still for Your Love

(当時のテレビ番組での演奏動画を貼っています。Cメロがカットされているので気に入った方はCDやmp3を買って聴いてもらうと良いと思います。)

 

5人組オルタナティヴ・ロックバンドrumania montevideoの1999年の楽曲です。

名探偵コナンのEDテーマとして有名な曲です。

最初の轟音ギターでもうビックリしました。鬼カッコいい…と。

そこからドラムボーカルなんだ!?という驚きも相まって聴き続けたのを覚えています。

ドラムの音色の特異さだったりギターの音の厚みだったりがサウンド面が(良い意味で)邦楽っぽくないオルタナティヴ・ロックだなと思いつつも、そんなカッコよさ溢れる曲にドラムボーカルの三好真美さんの歌声と歌詞が乗る事で一気にJ-POPへ昇華している凄い曲だと思いますね。勿論、大人気アニメのタイアップが付いた事もこの曲がJ-POPとして受け入れられた一つの要因ではあると思うんですが、やっぱり曲自体の持つパワーが強いなと思いますね。

I wish 胸の十字架をにぎり 朝は

希望があなたにふりそそぎ 夜は

やわらかな光が あなたを包みこみ

明日への勇気を与える

一種の可愛さと美しさが共存したとても良い歌詞です。全編読んでみてください。

この曲が収録されているアルバムrumaniamania本当に名盤。他2枚のアルバムもとても良いので是非。

 

THE TRANSFORMER「あるがままに」

作詞:桐嶋直志 作曲:本郷信桐嶋直志

収録:『あるがままに』(1999/10/21)、『感情漂流』(1999/12/1)

Ba石川俊克さんのYoutubeチャンネルの方で『感情漂流』が全曲公開されています。本当にありがとうございます。

3人組ギターロック・バンドTHE TRANSFORMERの1999年の楽曲です。

一聴して分かるクオリティの高さに震えました。

ボーカル・桐嶋直志さんの圧倒的な存在感を持つ歌声、全体通してカッコいい音しか出さないギターが最強です。

どこかで(ソース見つけられませんでした…すみません)この曲の音のイメージを「デジタルロック」と形容していたのを見かけたのですが、本当にそうだなと思いますね。

所々ブレイクビーツっぽく聴こえるドラム、サビ前のカットアップしたようなギター等、こんなにカッコいい音ばかりが出てる曲って早々見つからないのでは?と感じてます。(ドラムに関してはメンバー不在なので本当にブレイクビーツで構成しているのかもしれませんが…。それはそうだとしてもカッコいい。)

弾丸ぐらい鮮やかに、

君の胸を 撃ち抜けたら

苛つく街並も

好きになれるだろう

壊れた僕のレンズには

今日も世界は歪むけど

いま君を愛している

それでいい それだけでいい

あるがままに

「僕」の持つ日常へのやるせなさと、「君」に対するひたむきさが伝わってくるシンプルに良い歌詞です。

『感情漂流』はガチの名盤(これが1stなの信じられなすぎる)なので上のリンクから全曲聴いてみてください。サブスクが来たら皆で聴きましょう。

 

新谷良子「CANDY☆POP☆SWEET☆HEART」

作詞:R・O・N 作曲:R・O・N

収録:『CANDY☆POP☆SWEET☆HEART』(2006/5/24)、『空にとける虹と君の声』(2006/11/5)、『BEST BAMBI BOX』(2011/2/9)

CANDY☆POP☆SWEET☆HEART

CANDY☆POP☆SWEET☆HEART


声優・新谷良子さんの2006年の楽曲です。TVアニメ「姫様ご用心」のエンディングテーマ。

からしめんたいこ。さんのこちらの記事から知った曲になります。本当にありがとうございます…

全体通してバンドサウンドで展開しますが、そこに乗る明るい音色のシンセが凄く良い仕事してると思います。時には軽快に、時にはエモーショナルに鳴るピアノもこの曲には不可欠です。R・O・Nさん、本当にありがとうございます。

けれどこの曲のマジのガチで凄い所は、Aメロ後半の

甘えたい時一緒にいてくれるの

ポーカーフェイス表情感情キモチはリーディングできないけど

逢いたいって無邪気に笑ったキミがそばにいるの

不思議なキセキ

や、

伝えたいことも隠さないでいいよね?

ダンダン感情カンタンにアンダースタンドできるようになって

ネクストタイム 逢いに来てくれたなら絶対に言うよ

あたしからだって

の部分です。聴いていて気持ち良すぎる。ここで急に言葉が詰め込まれる事で一気に曲が展開していく感じがして、それが本当に凄い。ただ詰め込まれていると言ってもちゃんと聴き取れる単語量で、尚且つ意味も通っていてガチでヤバい。

 

ここだけでも聴いてください。お願いします…

 

FANATIC◇CRISIS火の鳥

作詞:石月努 作曲:石月努・和也 編曲:神林義弘・FANATIC◇CRISIS 

収録:『火の鳥』(1998/7/1)、『THE.LOST.INNOCENT』(1999/2/24)、『THE BEST of FANATIC◇CRISIS Single Collection 01』(2005/3/30)

(当時の音源が公式にアップロードされていない&今年ついに転生されたという事で、2022Ver.をお聴きください。クオリティ高いままでスゴすぎます。)

 

90年代に「ヴィジュアル系四天王」のひとつとして名が挙がる程人気を誇ったバンド、FANATIC◇CRISISの1998年の曲になります。同バンドの最大ヒット曲。

まずサウンドがカッコいいですよね。ギターがメインに据えられてはいますが所々で飛び道具的に鳴らされたりリズムを作る為に鳴らされたりするピアノや、Bメロを幻想的に装飾するパッド、イントロや間奏の頭に残りやすいフレーズで鳴るシンセ等。

自分の大好物なサウンドが沢山詰まってて凄く良い曲です。そこに乗せられる石月努さんの芯のある歌声が合わさって最強になるんですよね。

CD一通り借りたんですが今のところこの曲しか聴けてなくて…時間かかってでも全部聴き通すつもりです。

 

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紹介していて思ったんですが、やっぱり90年代後半のJ-POPは異常ですね。

名曲が本当に多すぎる。00年代にも探せば沢山あるとは思うんですが、それでも97~99年の名曲密集度が凄すぎなので。もっと聴いていきたいですね。

 

あと今回の記事、「カッコいい」ばかり言ってて面白いですね。

けど実際カッコいいので仕方ないです。日本語もっと勉強します。

10月分の曲紹介は今回で終わりです。来月分もよろしくお願いします。

ありがとうございました~