LIFE IS ARABESQUE

インターネット上でまだ話されていないこと

最近聴いている曲 2022年10月編(1)

こんにちは!忍です。

2022年10月に良く聴いていた曲の紹介をしていきます。

10月分は(1)(2)でサブスクで聴ける曲、(3)でサブスク未配信の曲を紹介する3部構成になる予定です。

今回はサブスクで聴ける曲パート1という事で、6曲紹介します。

 

 

結束バンド「青春コンプレックス」

作詞:樋口愛 作曲:音羽-otoha- 編曲:三井律郎

収録:『青春コンプレックス』(2022/10/12)、『結束バンド』(2022/12/28)

 

現在放送中のアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』のオープニングテーマです。

ギターリフやサビの雰囲気がとても懐かしく感じられ、第1話のはじめに流れた時点でもう大好きになってしまいました。

うまく説明出来ないけれど、今どきこんなにクールとアツさが上手く融合したような曲って中々ないのでは、というのが初聴の感想でした。常に存在感あふれるリードギターや芯があって力強い歌声が私にそう感じさせているのかもしれないな…とも思いました。

この記事を書くにあたり作詞・作曲・編曲のクレジットを拝見した際、この曲が何故か懐かしく感じる事に納得が行き、そして感動すら覚えました。まさか音羽-otoha-さんが楽曲提供されていたとは…

色々あってあまり深く語れないのですが、この曲が良いと感じた方の中で音羽さんを知らない方がもし居たらネットで検索かけまくって色んな曲を見つけて聴いて欲しいです。

きっと沼にハマるはずです。

(私の好きな音羽さんの曲については、紹介できる機会があったらいずれこのブログでも紹介します。)

 

Hitomi「Over The Sky」

作詞:黒石ひとみ 作曲:黒石ひとみ 編曲:黒石ひとみ

収録:『LAST EXILE O.S.T.』(2003/6/21 ※2011/12/21再販)、『Angel Feather Voice』(2008/8/13)

2003年のアニメ『LAST EXILE』のエンディングテーマ。Hitomi(黒石ひとみ)さんは約30年以上に渡って多数のアニメやテレビ番組、映画への楽曲提供をされている方で、作詞・作曲・ボーカルを全てハイレベルにこなす凄い人です。本当に凄い人です。

美しいメロディーを歌い上げるウィスパーボイスからは儚さや優しさを感じ取る事ができ、神秘的なアレンジはよりそれを加速させます。全体を通して聴こえてくるコーラスがとても素晴らしいです。19年前にリリースされたという事実が信じられない程に古さを感じさせない、どの時代においても普遍的な美しさを持つであろう「うた」だと思います。

聴いたら分かる!と言ってしまえばそれまでになるんですが、とにかく聴いてもらえれば私の言わんとする事が分かると思います。

 

ダニーバグ「my list」

作詞:杉本拓真 作曲:杉本拓真

収録:『わかってたまるか』(2020/1/16)

 

音楽を武器に無敵になった負け犬によるプリミティヴロックバンド「ダニーバグ」が2020年に世に放った名曲。

力強くありながらも物悲しく聴こえてくるリズムギターと杉本拓真さんの唯一無二の存在感を持つ歌声がとてつもないシナジーを生み出して、この曲をロックバラードとして成立させています。それが「プリミティヴ」の実践でもあり、ダニーバグが「音楽を武器に無敵になった」事の証拠であるようにも感じられるんですね。

歌詞も凄く良くて、

「しばしのお別れ」がテーマの映画を

途中でやめたみたいなこの頃

こんな歌詞は私が一生逆立ちしてても出せないです。(当たり前)

「中途半端な日々」と一言で言ってしまうのは簡単ですが、それをあえてこういう風に表現できてしまうのが本当にヤバい。

現在は杉本拓真さんによるソロプロジェクトとして動いてるダニーバグですが、最近も新曲をリリースされるなど精力的な活動が見られますので、是非とも他の楽曲も聴いてみてください。

この曲が収録されているEP『わかってたまるか』、良いです。

 

GARNET CROW「Mysterious Eyes」

作詞:AZUKI七 作曲:中村由利 編曲:古井弘人

収録:『Mysterious Eyes』(2000/3/29)、『THE BEST OF DETECTIVE CONAN 〜名探偵コナン テーマ曲集〜』(2000/11/29)、『first soundscope~水のない晴れた海へ~』(2001/1/31)、その他数枚のアルバム

 

最近になってドハマりしているバンド、GARNET CROWのメジャーデビュー曲。

Apple Musicの「2000年代 アニメ ベスト」というプレイリストでこの曲を見つけた時はマジで生きていて良かったという気持ちになりました。(プレイリストのサムネがギターを弾くハルヒな時点で感情のボルテージは最高ではありましたが…)

ギターやピアノ、パーカッション等のあらゆる音という音がこの曲の持つ独特の透明感に説得力を持たせています。ギターがあまり前に出てこない代わりにピアノ・ストリングス・ボーカルがメインに立っているというのが爽やかさの主要因になっていると思うんですが、少しくぐもった感じのドラムも曲全体通してずっと良い仕事してるなと思います。ボーカル中村由利さんの、時に力強く時に優しい低めの歌声が大好きです。本当に良い声。

メジャー1stアルバムの『first soundscope~水のない晴れた海へ~』はガチで名盤なんですが(その後のアルバムも総じて良いです)、「二人のロケット」~「巡り来る春に」~「HAPPY DAYS?」~「Mysterious Eyes」の流れは初めて聴いた人はたまげるんじゃないかと思います。このバンドの凄さや楽曲のバラエティの豊富さを分かりやすく感じれるはずです。いつの日か再結成されてほしい…

 

キャプテンストライダム「キミトベ」

作詞:永友聖也・久保田洋司 作曲:永友聖也

収録:『キミトベ』(2005/10/19)、『108DREAMS』(2006/2/15)、『ベストロリー』(2010/4/14)

 

スリーピースロックバンド・キャプテンストライダムによる2005年にリリースされた1曲。「マウンテン・ア・ゴーゴー・ツー」「風船ガム」のアニメタイアップ2曲が特に有名かと思います。

何となくこの曲と「マウンテン・ア・ゴーゴー・ツー」には浮遊感があるように思います。上に貼った動画のコメント欄を眺めていたらEarth, Wind & Fire「September」とコード一緒かな?というものがあったのでコード進行が鍵なんでしょうか。良く跳ねるスネアとノリを作り出す四つ打ち、所々で入ってくるシンセがディスコ感を生み出しているというのもあると思いますが…

切なさを感じさせるようなメロディーと歌詞もこの曲を名曲たらしめる要素となっているのは間違いないですね。

エレキギターのボリュームは

いつも最大にキープして待っていた

ここが本当カッコいいですね。カラオケで歌うと譜割りの完璧っぷりを実感します。

後、「キミトベ」という曲名、本当にセンスよすぎる。

 

 

スピッツ「ルナルナ」

作詞:草野正宗 作曲:草野正宗 編曲:笹路正徳スピッツ

収録:『涙がキラリ☆』(1995/7/7)、『ハチミツ』(1995/9/20)

 

皆大好きスピッツの名曲です。

歯切れの良いギターと気持ちよく動くベースが最後までたっぷり。

サビの強いメロディーに草野マサムネさんの優しい歌声が合わさると最強になります。

後半のノリの良いベースソロ→美しいギターソロの流れも最高ですね。

二人で絡まって 夢からこぼれても まだ飛べるよ

新しいときめきを 丸ごと盗むまで ルナルナ

何を言いたいのか具体的に掴み取るのは難しいけれども、何となく希望を感じさせるようなサビの部分。「羊の夜をビールで洗う」「瞳のアナーキーねじれ出す時 君がいる」といった独特の言葉選びも含め、草野マサムネさんの書く歌詞は本当に素敵だなあと思います。

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次回も引き続きサブスクで聴ける曲を紹介します!

ひとまず、ありがとうございました~